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仕方ない仕方ない

仕方ない仕方ない
そういう人間だと思われてたということだ
仕方ない仕方ない
自分の言葉とは違っていても

仕方ない仕方ない
勝手にきちんと生きてきたと勘違いしてたのだ
仕方ない仕方ない
それは私の生きてきた道だ

仕方ない仕方ない
昨日のことをばかり考えても
仕方ない仕方ない
明日の不安ばかり考えても

仕方ない仕方ない
朝起きたらまた現実の朝だ
仕方ない仕方ない
夜寝るまではまた苦悩の日々だ

それが人生だ

仕方ない仕方ない
仕方ない仕方ない

仕方ない仕方ない
仕方ない仕方ない

変える事が出来るのだろうか
変わる事が出来るのだろうか

朝日が昇りまた沈み
また朝が来る
動きまわり腹が減りまた動きまわり
また腹が減る
それが人間だ

そんな夜の思い

仕方ない仕方ない

仕方ない仕方ない

私は弱くだらしない、にんげんなのだ

森のくまさん

俺の名前はラサッサ 王国の戦士である。今はとある事情で知り合った少女、今の妻と暮らしている。
俺と妻が経験したとある事情を教えよう。

あの日俺は王から直々の命令を受け、森に住む魔女討伐に出かけた。
様々な苦難の末、魔女と対決した。
魔女の魔法は強力だったが、俺は最後の力を振り絞り剣をふるった。
やっと魔女を倒したと思ったその時、魔女が最後の力で俺に呪いをかけたのだ。

「永遠に森にとらわらて生きよ!」

そして俺はこの姿になった。
どこからどう見ても熊だ。猛獣の姿の俺はもう城には帰れない。
絶望しかけた時どこからか声が聞こえた。
「ラサッサよ、このままでは身も心も熊になってしまう。心まで変わってしまう前に呪いをとかねばならぬ。それには貝殻と美しい歌声が必要だ。さぁ探すのだ、ラサッサ。貝殻と歌声の主を」
俺はその声に従うことにした。

森中をさまよい歩き疲れ果てた時、とても美しい声が聞こえた。
これだ!俺はその声の主に近づいた。
そこにいたのは美しい声で歌う少女であった。少女は何かを探しているようであった。
俺は藁にもすがるつもりで少女に声をかけた。
「お嬢さん もう一度その歌を聞かせてくれないか」
少女は言った「あら、熊さん 私の歌が気に入ったの?いいわよ聞かせてあげる」
少女が歌い始めた時俺の心の中の野獣の声が森に響いた。
『やめろ!』

俺は心の中の野獣に負ける前に少女に言った。
「う、うぅ、す、すまん、早くここから逃げてくれ 俺が俺でなくなる前に」
少女は怯えた顔で逃げて行った。
俺は心の中の野獣と戦いなんとか理性を取り戻した。
その時地面に落ちているものを見つけた。白い貝殻のイヤリングだ。
やはり!やはりあの娘が俺を救ってくれるのだ。

俺はまた少女を追いかけた。
「お嬢さん 落し物だ」
少女は怯えながらも俺に礼を言った。
「熊さん ありがとう さっきお歌を歌う前にイヤリングをなくして困ってたの。お礼にさっきの歌をもう一度歌いましょう」

ララララ〜
少女が歌い始めると貝殻のイヤリングが光った。
そして俺の体も光り始め……
俺は元に戻れた。
俺は少女に礼を言った。
少女は言った。
「あの日夢の中で森に行きなさいと妖精さんから言われたの。そこで怖い人に会うかもしれないけれどその時はこの歌を歌ってあげなさい。そうすれば怖さを克服できるからって」

俺は妖精の導きに救われたのだ。

どうだい?不思議な話だろう?あれからもう、10数年あの時の少女は俺の妻だ。

もちろん白い貝殻のイヤリングはずっと妻の耳にある。

遊牧民

窓の外の林檎の下で
初めて出会った雪の豹
白い体と戯れて
あれから幾年たつだろう

愛の電話で写された
君の姿を眺めてる
愛の雲から降りてくる
少し大きな板の上で

今度こそ君に会うよ
きっと君に会いに行くよ

君の薄い体を抱いて
僕は街を一人歩く
輝く銀のその光は
遊牧民へと誘うよ

巨人

巨人がいる。

決して体の大きさを言っているのではない。

目的に向かって何をすべきかを常に考えている彼の姿は、私にいつも一歩先をみる事の大切さを教えてくれる。

彼はその意思の強さにおいても私など及びもつかぬ程の強さを持っている。

彼の続ける力は日々の繰り返しが大事なんだと言うことを私に教えてくれる。

彼はブロガーである。
彼の発信する情報は読む人に発見や共感を呼ぶ。

彼はプランナーである。 彼が企画したイベントは常に笑顔で満ちている。

彼はランナーである。 彼が走り続ける日常は誰かの共感を呼び応援の声がやまない。

もちろん彼も一人の人間であるからには、悩み苦しんでいるだろう。
しかし彼はその悩み苦しみさえみなと共有し、自分の力とする。
そこから湧き出る何かを彼は常に具体化しようとしている。

まさに巨人である。

彼は私より歳下であるが、私は彼を尊敬している。
彼と同じ高さの精神でありたいと思っている。 もちろん彼の生活の真似をして、とかいう意味ではなく考え方としてという意味で、だ。

背伸びする必要などないんだと彼はいつも教えてくれる。
かしこまる必要などないんだと彼はいつも語りかけてくれる。
まずは素の自分を見つめそこから始めるのだと彼は教えてくれる。

私にはまだそれが何なのかはまだわからないし、もしかしたらずっとわからないのかもしれないけれど、そのヒントを見つけに彼に会いに行く。

私は彼に会うのが好きなのだ。
こんなみすぼらしい中年男から会うのが好きだと言われても彼も困るであろうが、事実だから仕方ない。

彼と会う時は素の自分でいられるのだ。
それは彼の精神の大きさがそうさせているのかもしれない。

素の自分でいられる事が好きなのだ。

巨人がいる。
彼に会いに大阪に行く。